量子観
観測で得られた情報のみからの思考や判断への展開から観測の及ばない推測や想像も含めて思考展開していくこと。または、対極の価値観で捉える事のできる事象を一方からの視点だけでなく、全体で捉え思考展開する事象の見方。 陰陽を全体として根元(玄)として真実とする老子の言葉からの発想と量子の捉え方とを重ね合わせた筆者の造語である。 参考 老子 第一章 道の道とすべきは常の道にあらず。名の名とすべきは常の名にあらず。無名は天地の始め、有名は万物の母なり。故に常に無はもってその妙を観(み)んと欲し、常に有はもってその徼(きょう)を観んと欲す。この両者は同出にして名を異にす。同じく之を玄と謂(い)う。玄のまた玄衆妙の門なり。